自分の胸のサイズが理想のサイズでないことに悩み、どうしたら大きくできるのかに興味がある女性はたくさんいます。
それだけに、胸を大きくするための様々な方法はちまたに溢れていますが、果たして自分に見合った方法を実践している女性がどのくらいいるのでしょうか。
ここでは、自宅でも簡単にできる方法から豊胸術にいたるまで、「胸を大きくする方法」を徹底紹介いたします。
胸が大きくなる原因・メカニズム 胸が大きくなる仕組み
胸を大きくする方法をいきなり実践する前に、まずは胸そのものの内部がどうなっているのかや、胸が大きくなるための仕組みを知っておきましょう。
バストサイズをあげるには、女性の胸を構成している以下の4つの組織とその働きが重要になります。
- ①乳腺
- ②クーパー靭帯
- ③大胸筋
- ④乳房内脂肪組織
そしてこれら4つに加え、女性ホルモンや成長ホルモンをしっかり作用させることで胸が大きく成長します。
女性ホルモンや成長ホルモンは第二成長期を迎えてから40代までは誰しも分泌されるものですが、食事やマッサージなど生活の中で自然に分泌を促す方法や、サプリメントや美容整形による豊胸術など人為的に活性化させる方法を紹介していきます。
胸を大きくするには「揉む」のが一番てホント!?
胸は揉むことで大きくなるという説があります。これは個人差もあるので、半分正解くらいの手法と考えるとよいでしょう。
特に、好きな人に揉まれることで胸が大きくなるという説が根強いようです。
これは、好きな人から触られることで女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が活発になることと、乳線への刺激が同時にもたらされるので、自分で揉むよりも効果が高いのではないかと考えられているためです。
実際、キスをすることで女性ホルモンが活発になるという調査結果があるくらいなので、恋人に胸を揉んでもらうことにも同様の効果は期待できると思います。しかし一方で、恋人がいても胸のサイズで悩んでいる女性も非常に多く、誰にも必ず効果がある方法とまではいえないのが現実のようです。
ピルを飲んで胸が大きくなるってホント!?
ホルモンの働きを利用するピルですが、主成分が女性ホルモンであるため女性らしい体つきになりやすく、お肌の潤いを保ち、乳腺を発達させる効果があり、人によっては少々太ることもあるようですが、そのことで胸が大きくなるという"副作用"が起こるとされています。
ただし、この方法による効果にも、やはり個人差がありますので、ピルの使用にはくれぐれも注意をすることが大切です。
食べてバストアップ!胸を大きくする食べ物5つ
食事によって胸を大きくする方法は、一番自然でお手軽な方法としてとても人気があります。
スーパーなどで簡単に手に入るあんな食材に意外なバストアップ効果が!なんてことも珍しくありません。無理をせず、上手に普段のメニューに取り入れて、魅力的で豊かな胸を目指しましょう!
胸を大きくする食べ物① 豆乳
豆乳に含まれるイソフラボンは女性ホルモンに似た働きをし、乳腺組織に刺激を与える効果があるため豊かな胸を作るのに適しています。
イソフラボンは大豆そのものに含まれており、加工食品でも同じ効果を得られます。
そのため火を通す通さないに関わらずお豆腐や納豆、枝豆、黒豆などから摂取できます。
また、じゃが芋や人参・ほうれん草や小松菜にもイソフラボンは含まれており、日常的に手に入れやすいという点も優れた食材である要素です。
さらに、イソフラボンには胸が大きくなる効果だけではなく、お肌がキレイになるという嬉しいおまけも付いてきます。
毎日の食事に少し気を配るだけですので無理なく始められる豊胸食品といえるでしょう。
胸を大きくする食べ物② キャベツ
キャベツには、女性ホルモンのひとつエストロゲンの分泌を促す成分「ボロン」が含まれています。
積極的に食事に取り入れることは良いことではありますが、あくまでもエストロゲンの分泌を活発にする効果がメインですので、間接的にバストアップに繋がるものと考えるとよいでしょう。
キャベツと大豆だけ食べるという偏った食事は、成長に欠かせないアミノ酸やたんぱく質の欠如に繋がるため、バランスの良い食生活が何より重要です。
胸を大きくする食べ物③ たんぱく質・アミノ酸
たんぱく質には乳腺の発達を促す効果があり、そのたんぱく質を作る成分がアミノ酸です。
筋肉や血、骨をつくり、女性ホルモンの分泌を促し、豊かなバストを作るための大切な栄養素です。
また、たんぱく質には、動物性たんぱく質と植物性たんぱく質とがあり、両方をバランスよく取るのが大きな胸を作る秘訣となります。
胸を大きくする食べ物 ④乳製品
牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品は動物性たんぱく質が豊富に含まれています。
大豆類、納豆や豆腐にもたんぱく質は含まれますが、こちらは植物性となり、両方バランスよく摂取することが胸を大きくするには重要です。
中でも乳製品の持つたんぱく質には成長ホルモンの分泌を促すアミノ酸も含まれており良質な食材と言えます。
胸を大きくする食べ物⑤ ミネラル・ナッツ類・海藻類
ナッツ類や海藻類には女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの分泌を促す効果のあるボロンが多く含まれています。キャベツにも含まれているボロンですが、ナッツ類から摂取することでポリフェノールやビタミン、ミネラル、タンパク質など、胸を大きくするための栄養素がふんだんに含まれている優秀な食品です。
飲むだけで胸を大きくするサプリメント
食事からの摂取が難しい場合、より大きな効果を期待して直接栄養素を摂取したい時には以下のサプリメントが人気です。ご自分の体質に合ったものを選びましょう。
1.ベルタプエラリア
タイ国厚生省から最高ランクのトリプルA認定を受けている純正100%のプエラリアを配合しており、元々有名タレントやモデルさんの受注販売のみを行っていたサプリメントです。
2.ピンキープラス
プエラリアは配合されておらずヘンプオイルやブラックコホシュなどのハーブを中心に副作用がなく、価格もお手軽なサプリメントです。
3.ビーアップ
濃縮プエラリアミリフィカを含んでおり、プエラリアの持つ女性ホルモンの分泌量を増やす効果が通常よりも期待できるサプリメントです。
揉んでほぐしてバストアップ!胸が大きくなるマッサージ
胸を大きくするマッサージを3つほどご紹介します。胸をマッサージをすることでリンパの流れが改善され、乳腺も刺激されるのでバストアップ効果が期待できます。
・リンパを刺激して手の平で滑らせるように行うマッサージ
- 1.二の腕→脇→胸の上部へリンパに溜まった老廃物を流していくイメージ
- 2.肩甲骨上部→脇→胸の上部へ
- 3.胸の下外側から喉の下鎖骨の付け根へ向かって。同時にもう片方の手で脇から胸の上部へリンパの通りを良くするようにマッサージ
・乳腺への刺激をもたらすマッサージ
- 1.胸の外側から内側へ胸を持ちあげるような感じで、ぐるりと円を描くように
- 2.両手を胸の横側においてわき腹から背中あたりのお肉を中央へ寄せ上げる
- 3.親指と人差し指を使い胸全体をひねります。胸の下の方を重点的に
・リンパと乳腺を刺激するマッサージ
- 1.指三本(人差し指/中指/薬指)を使って脇からバストトップへ向かってほぐす
- 2.乳腺が通る脇周りの筋肉を手の平で内側へ向かってほぐす
- 3.両手を肩にあて前後に大きく回し肩甲骨をほぐす
指圧でバストアップ!胸が大きくなるツボ
人の体には様々なツボがありますが、胸を大きくするためのツボもあるのでご紹介します。いずれも乳腺が増える効果が期待できるツボです。乳腺が増えたり乳腺が太く大きくなったりすれば、乳腺を守るための脂肪組織も増えるため、胸を大きくすることができるのです。
胸を大きくするツボ①【神封 しんぽう】
バストトップを結んだ真ん中から左右2cmほどの凹んだ所にあり、乳頭に向かってすべらせるように1回3秒ほどかけて親指で押します。途中で痛みを感じたら女性ホルモンの分泌が少ない証拠ですので辛抱しましょう。
胸を大きくするツボ②【壇中 だん中】
女性ホルモンを活性化させるツボで、左右のバストトップを結んだ真ん中に位置します。
息をすって吐くときに3秒くらいかけて押します。ホルモンバランスを整えながら、胸を大きくする効果がえられます。
胸を大きくするツボ③【渕腋 えんえき】
脇の下にあるツボです。乳首から10cmほど脇のつけ根寄り、第3肋骨と第4肋骨の間にあります。
肋骨の間が探しにくい場合は、こそばいようなイタ気持ちいい場所がツボになります。
胸が大きくなるストレッチ・エクササイズ
胸を大きくするための女性ホルモンや乳腺ばかりではありません。大胸筋を鍛えることで、胸を大きくすることもできますし、バストアップして垂れるのを防ぐことにも繋がります。必要な栄養を行き渡らせるストレッチと、胸の土台づくりともいうべき大胸筋エクササイズをご紹介します。
①小胸筋を鍛えて胸に栄養を行き渡らせるストレッチ
- 肘を軽く曲げ、肩の高さまで上げる
- 壁に肘をつけ、胸を張るように肩を前に移動させる
- 肩~脇の下~バスト周りの筋肉が伸びる感じがしたら、そのまま30秒間キープします
②合掌ポーズで胸を大きくするエクササイズ
- ひじを乳頭の高さに上げ胸の前で合掌します
- この時親指の付け根から指先まで均一に力が加わるように押し込み30秒キープします
育乳ブラを着けて胸を大きくする
育乳という言葉も最近ではすっかり定着してきました。下着によって胸を大きく育てていくという意味で使われることがほとんどです。もっと楽に胸を大きくしたい!とお考えの方ぴったりな方法です。
育乳にかかせないのは何といっても下着です。「育乳ブラ」と呼ばれて種類も数も豊富に揃っていますが、多くなればなるほど、選び方が難しくなります。当然ですが、間違ったブラを着けてしまうと育乳どころか逆効果になってしまいます。
とはいえ、育乳ブラによって胸を大きくするというのは、毎日の食事で栄養バランスを考えたり、常に姿勢に気をつけたり睡眠時間を必死で確保したりするような大変な努力を必要としないので、より手軽に大きな胸を作っていくことが可能な、魅力的な方法といえます。
ブラで胸を大きくする「育乳」とは?
そもそも育乳とは「胸を育てる」という意味があり、一時的に寄せて上げるだけのブラとは違います。
育乳専用の「育乳ブラ」を使うことがほとんどですが、ブラが無い状態でも胸そのものを大きく保てるようにすることも目的としています。
腕や背中に流れてしまった脂肪をブラ内に固定することでサイズアップさせ、さらに体に定着させる働きを持ちます。そのためブラを外しても胸そのものの位置を徐々にキープできる効果を持ちます。
女性の多くは「バストそのものを大きくしたい」という願望をもっている方が多く、本当の意味での「胸を大きくする効果」をもたらすのが育乳ブラです。
胸を大きくするブラの特徴・しくみ
「育乳ブラ」とは、通常のブラより大きめのカップに背中や脇の脂肪を寄せ集め固定することで、胸を大きく「育てる」機能をもつ補正下着のことです。
外した途端にバストが横に流れてしまうような寄せて上げる従来のブラではなく、何もつけていない状態でも美しいバストを保つことを目的に作られています。
多くのメーカーが様々なラインナップを世に送り出しておりますが、その中の一つに付けるだけで大胸筋を刺激する(鍛える)効果をプラスした育乳ブラもあります。
体にジャストフィットするようにしっかりとサイズを計測し、自分にピッタリの育乳ブラを付けることで日常生活の動作だけで大胸筋への刺激を促し、バストの土台を作る新機能の育乳ブラです。
正しい育乳ブラの選び方
育乳ブラ選びに欠かせないのが「自分の悩みに合った育乳ブラを選ぶこと」です。
- 小さいバスト
- 左右の大きさがちがうバスト
- 位置の低いバスト
- 左右に離れたバスト
- 細長く下に下がっているバスト
- 胸は小さいのに脇の肉が気になる
などなど
人の数だけそれぞれいろんな悩みがあると思いますが、どういった悩みをお持ちで、どういう胸になりたいのか?が明確だと、それだけ目的に見合った正しい育乳ブラ選びができるとも言えます。
また、初めて購入するときにはフィッティングは必須です。試さずに購入してしまうと肌触りが想像していたものと違ったり、締め付けがきつく、長時間耐えられなかったりと後悔する原因になりかねません。
胸を大きくするクリーム・ジェルを塗りこんでバストアップ!
胸を大きくする成分を含んだクリームやジェルを塗ることも、手軽にできるバストアップ方法として人気があります。塗りながら胸を大きくするマッサージも行えば、ダブルの効果が期待できそうです。厚生労働省から認可を受けた製品もあるので、安心して使えるというのも嬉しいポイントです。
胸を大きくするクリーム
・ラシュシュ
肌のハリを回復させるセサフラッシュや胸の脂肪を増殖させるボルフィリン、キメの細かい肌を創るh-EGF。3つの有効成分を配合
・セルノート
胸に脂肪をつける成分のプエラリアと、効果的に脂肪量を増加させるボルフィリンを配合した人気のクリーム
胸を大きくするジェル
・ベルタアップジェル
高品質・純度100%のプエラリアと話題の新成分「ボルフィリン」と「アディフィリン」配合の美乳を作りキープするためのジェルです。
・マリアンチュール
エンジェルアップというバストアップサプリで知られる会社と、有名カリスマブロガーのタッグで作られた美乳の為の成分が豊富に含まれたジェルです。
胸を大きくする美容整形・豊胸
平均的なバストサイズが時代と共に年々大きく変化している中で、胸にお悩みを持つ方にとって最後の砦ともいうべき役割をになっているのが美容整形です。
ここでは主流となっている豊胸術についてご紹介します。
おすすめ豊胸術① ヒアルロン酸注射
メスを使わないのでダウンタイムもない手軽な豊胸術です。
大きな胸に憧れるけれど豊胸手術までは決心がつかない方や、ドレスを着るために一時的な豊胸を求める方に最適です。
ヒアルロン酸を注入する20分程度の手術時間と、費用も抑えられるとあって、ここ数年最もカジュアルに理想のバストに近づけることができる人気の手術です。
おすすめ豊胸術② 光豊胸
乳腺に直接IBEという光を当て、血液やリンパの流れがよくなり新陳代謝を高めることで膨張しやすい脂肪細胞に変える豊胸術です。
麻酔もメスも使用しないためダウンタイムも不要です。光により女性ホルモンを活発にするため、サプリメントに変わる手軽な術式です。ただし、一回の費用は安くとも何度か通う必要があります。
おすすめ豊胸術③ 脂肪注入
異物を挿入するシリコンパック豊胸に抵抗がある方や、一時的な効果ではなく永続的に大きな胸を保ちたい方にとって適しているのが脂肪注入手術です。
素材となる脂肪はご自分の太ももなど不要な脂肪を使うため自然な柔らかさになります。しかし脂肪は体内に吸収されやすいため、どの程度大きくできるかは個人差がある術式です。
胸を大きくする方法 まとめ
いかがでしょうか。一口に「胸を大きくする」といっても、本当にたくさんの方法があるものです。
食事や生活習慣を変えて手軽に始めたい方も、避妊薬やサプリメントを選ばれる方も、育乳ブラやマッサージ・バストアップジェル&クリームを試したい方も、美容整形が気になるという方も、まずは体験者やよく知っている専門家の意見をたくさん聞いてみて、自分に合っているか、効果と費用は納得できるかなど、よく考えたうえで理想バストを目指しましょう。