女友達とのおしゃべり中、ふとした瞬間に口ひげに気付いて驚愕! もしかして、自分もこんな風に見られてる……? と、不安に感じたことはありませんか?
実は日頃からひげの処理をしている女性は意外と多いのです。ちょっとした産毛ならまだしも、しっかりとしたひげが生えてしまうという方も少なくありません。
今回は、女性のひげを濃くしてしまう原因とその対策方法について詳しくご紹介いたします。
ひげの原因は「ホルモンバランスの乱れ」
濃いひげが生えてきてしまう原因は、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスの変化です。私たち女性の体内で、「エストロゲン」「プロゲステロン」という2つの女性ホルモンが働いているというのはよく知られていますよね。
エストロゲンには生殖機能を高めて女性らしい体つきにする働きが、プロゲステロンには妊娠を維持して赤ちゃんを育てるための働きがあります。
しかし、女性の体内にあるのは決して女性ホルモンだけではありません。実は女性の体内にも、女性ホルモンのおよそ10倍もの男性ホルモンを持っているのです。
通常は女性ホルモンの方が優位に働いていますが、そのバランスが崩れて男性ホルモンが優位に働いてしまうと、濃いひげが生えるようになってしまうのです。
ホルモンバランスを整える方法とは
濃いひげを改善するためには、男性ホルモンの増加、そして女性ホルモンの減少を防ぐことが重要です。
ホルモンバランスが崩れれば、ひげ以外にもさまざまな症状を引き起こしてしまいます。
- 男性ホルモンの増加
- 皮脂の過剰な分泌
- 攻撃的な感情になりやすい
- 全身の体毛が濃くなる
- 女性ホルモンの減少
- 生理不順
- 薄毛
- 冷えや不眠、倦怠感等の更年期症状
上記の症状以外にも、ホルモンバランスの乱れが引き起こす悪影響は数知れず。男性ホルモンを優位にしてしまう主な原因は、加齢やストレスによる自律神経の乱れです。
女性ホルモンを優位に保つためには、「質の良い睡眠」「適度な運動」「ストレスの解消」を心掛け、自律神経を正常にすることが重要になります。
生えてしまったひげは?
ホルモンバランスを整えることでこれから生えてくるひげは予防できても、既に生えてしまっているひげはシェービングで処理するしかありません。
シェービングを行う際に押さえておきたいポイントは以下の4つです。
- 蒸しタオルで毛を柔らかく
- シェービング剤や保湿クリームなどで滑りを良くして
- 剃ったあとは冷たいタオルで炎症を予防
- いつも以上に丁寧に保湿する
シェービングは肌に大きな負担を掛ける行為です。産毛の生え変わり周期に合わせて3週間に1回程度、なるべく肌の調子が良い時期に行うようにしましょう。
まとめ
女性を悩ませる「ひげ」の原因についてお話しいたしました。濃いひげに悩まされている方は、ストレスが溜まっている証拠です。趣味を楽しむための時間や睡眠のための時間をしっかり確保し、ストレスを解消してホルモンバランスを整えていきましょう。