朝の準備で時間がかかることと言えば、メイクとへアセットですよね。
せっかくメイクが上手くいっても、ヘアスタイルがイマイチだと気分が乗らないのが女心。そんな朝のヘアセットの最大の敵は「寝癖」です。寝癖さえなければ、もう少し余裕を持って家を出られるのに! と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、夜の間に寝癖を予防するための方法と、ついてしまった寝癖を簡単に直すテクニックをご紹介いたします。
夜できる寝癖対策3つ!
忙しい朝に慌てて寝癖と格闘する時間を減らすためには、夜の間に髪の毛にひと工夫しておくのがポイントです。
寝る前には、以下の3つのポイントを意識して行ってみてくださいね。
髪の毛はしっかりとドライヤーで乾かす
寝癖の原因は、髪の毛の主成分であるタンパク質に起こる「水素結合」です。水素結合とは、水に濡れることで緩まり、乾くにつれて再び結合していく性質のこと。
髪が濡れた状態で眠ってしまうと、枕に押し付けられた状態で結合が進んでしまうため、その形に寝癖がついてしまうのです。どんなに面倒でも、眠る前にはしっかりと髪を乾かすようにしてくださいね。
髪が乾いたら、最後に冷風を当ててキューティクルを締めてあげるのがポイントです。
長い髪は緩く束ねて!
髪が長いと、眠っている間に寝返りが原因で毛先が広がってしまったり、横向きに寝たことで変な折れ癖がついてしまったりしますよね。
そんな長い髪の寝癖対策には、柔らかい布製のシュシュなどがオススメ。結んだ部分に癖がついてしまわないよう、緩めに結んで眠ってみてください。髪の広がりを防ぎ、朝までまとまった髪をキープすることができますよ。
結び目に体重がかかってしまわないよう、なるべく枕に触れないサイドの耳下あたりで結ぶようにしてくださいね。
カーラーやナイトキャップを活用
髪を束ねて眠るのが難しいショートヘアの方には、カーラーやナイトキャップの使用をオススメします。
カーラーを使えば眠っている間にスタイリングが完了するため、寝癖直しどころかヘアセットの時間まで短縮することができて一石二鳥。
ナイトキャップを使用する場合は、髪に優しいシルク製のものがベストです。眠っている間の髪を守ってくれるうえに、朝起きたらサラサラの指通りになっていますよ。
簡単寝癖直しの方法
寝癖対策を行っても、どうしても多少の寝癖はついてしまいます。そんなときに試してほしいのが、ホットタオルを使った寝癖直しの方法です。
まずは水に濡らしたフェイスタオルを軽く絞ってラップで包み、電子レンジで1分ほど温めます。ホットタオルができあがったら、寝癖が気になる部分の生え際から毛先にかけてをホットタオルで押さえて少し置いておきましょう。
この間に他の準備を進め、髪がしっとりとしたらドライヤーで乾かします。一度熱を浸透させることで、寝癖が直りやすくなりますよ。
寝癖がつかない寝方で快適スムーズな朝を!
朝の頑固な寝癖を予防する3つの方法をご紹介いたしました。
夜眠る前のひと手間が、朝のヘアセットを何倍にも楽にしてくれます。
毎日の寝癖直しにうんざりしているという方は、今回ご紹介した方法をぜひ試してみてくださいね。