メイク時やお風呂上りなどで鏡見たときに、「なんだか私老けて見える……?」なんて思ってしまったことはないですか?
顔にシワやシミがあるわけではないのに、なぜか実年齢以上に見えてしまう原因は、胸元から首にかけてのデコルテのぶつぶつや、肌のたるみなどにあります。首元や胸元周辺は意外と人目に付く部分。しかし、デコルテは顔と比べるとどうしてもスキンケアが怠りがちになってしまい、シミやシワなどができやすいのです。
きちんとケアされた顔の肌と、デコルテの肌にギャップが生じることで全体的に老けた印象を与えてしまいます。そこで今回はデコルテの肌荒れの原因や、きれいな首元をつくるデコルテケアの方法などをご紹介いたします。
デコルテケアが必要な理由
デコルテ部分は皮膚が薄くデリケートで、紫外線などの外部刺激にもさらされやすい部位です。
そのうえ胸元は汗腺や皮脂線が集中していて、皮脂や汗などの汚れが溜まりやすく、ニキビやあせもなどの肌トラブルが起きやすくなります。
こういった肌トラブルは毎日入浴して体を清潔に保っていれば自然と改善されていきますが、できてしまったぶつぶつが衣服と接触することで肌に負担がかかってしまうこともあります。すると、シワやシミ、くすみを引き起こしてデコルテ部分の見た目年齢を一気に引き上げてしまうのです。
透明感あふれる美しいデコルテは女性の大きな武器となります。デコルテケアをすることは、女性としての魅力をアップすることにもつながるのです。
年齢を感じさせないデコルテケアのポイント
VネックやUネックの胸元が大きく開いた服は女性の特権です。しかし、デコルテの露出が増える夏の時期は紫外線にさらされて、放っておくとどんどんと肌が衰えてしまいます。
また、オシャレで巻くスカーフや、冬場のマフラーなどの繊維も敏感なデコルテを刺激します。そのため、デコルテケアは年間を通して行うのが原則です。
デコルテケアも基本的にお顔と一緒で、「清潔」と「保湿」の2つを毎日継続していくことが基本です。デコルテ用の専用クリームも市販されていますが、普段使っている顔のスキンケアアイテムを使用してもOK。朝の洗顔と夜の入浴後の1日2回、フェイスケアと一緒にデコルテケアも行うことを習慣にしましょう。
ただし、首や鎖骨周辺と、胸元では肌質が違います。首や鎖骨周りには化粧水後に保湿クリームを塗ってしっとりと保湿をし、皮脂分泌の多い胸元には化粧水と乳液でサッパリと仕上げるのがコツです。
また、ハリのあるデコルテをキープするためには、スキンケアだけでなくマッサージも取り入れるのが効果的です。毎日のスキンケアにあわせて、人差し指と中指、薬指に保湿剤を塗り、滑りをよくしてからクルクルと円を描くようにデコルテ部分をマッサージしましょう。
マッサージを行うことで血液とリンパの流れが促進されるので、くすみを解消して透明感のある肌へと導くことができます。
デコルテケアまとめ
デコルテが肌荒れを起こしていたり、くすみがちになっていると顔の印象にも大きく影響を及ぼしてしまいます。重要なのは「清潔」と「保湿」です。首周辺と胸元では皮膚組織の厚さや性質に違いがあるので、ケア方法を適宜変えてあげることを忘れずに。
毎日のスキンケアにデコルテケアを取り入れて、美しい胸元を手に入れましょう。