ほうれい線ができると実年齢よりも老けて見られたり、疲れた印象を与えたりなど、女性にとっては大きな悩みのひとつです。
ほうれい線の原因はいくつかありますが、たるみが関係していると言われています。
そこで今回は、ほうれい線とたるみの関係性と、簡単にできるこれらの対策について紹介します。
肌がたるむとほうれい線ができる!
ほうれい線は単なるシワだと思っていませんか? 実はほうれい線ができる原因は、たるみが大きな要因といわれています。
頬のたるみがほうれい線を作ってしまうのですが、これは表情筋の衰えが直接の原因です。
人は年齢とともに筋肉が衰えていくことは自然のことですが、表情筋も年齢とともに衰えてしまいます。
ここから目をそらし、頬の筋肉が弱っていけば顔はどんどんたるみ、気が付いたらほうれい線がくっきり!ということもありますから、十分にケアしていきましょう。
表情筋を鍛えてたるみ対策!
表情筋の衰えを防ぐためにも、表情筋を鍛えてあげることがたるみ対策になり、ほうれい線対策につながります。
今すぐできる簡単で有効なエクササイズを2つ紹介するので、ぜひお試しください。
表情筋を鍛える舌回しエクササイズ
口を軽く閉じた状態で、頬の内側をぐるぐると大きく舌でなぞるエクササイズ。
- まずは右回りで10回、次に左回りで10回行います。これを1セットとし、合計で3セット行いましょう。
- 慣れてきたら回す回数を15回、20回と増やしていくと効果的です。
頬の筋肉を引き上げるエクササイズ
このエクササイズは鏡を見ながら行いましょう。
- まっすぐ前を見て目を少し大きく開き、そのまま口は『ほ』の形にして、縦に大きく開きます。
- 『ほ』の口のまま口角を上げるようなイメージで、頬骨を上に持ち上げるように頬の筋肉を引き上げます。
- そのままゆっくり5回引き上げたら、元の表情に戻します。10秒休んでもう1セット繰り返しましょう。
保湿でハリ感アップ!肌のたるみを防いでほうれい線予防
たるみの原因は肌の水分不足もひとつの原因です。水分不足によってハリが失われたお肌は、たるみを助長させてしまいます。
肌に合ったスキンケア化粧品を使い、丁寧なお手入れをしていくことがポイントです。
化粧水は少しずつ手に取り、顔全体に乗せたらハンドプレスでしっかりとなじませましょう。水分をたっぷり与えたら、蒸発を防ぐために乳液で蓋をすることも忘れずに。
リフトアップに特化したスキンケア化粧品を使ったり、ビタミンCが配合されたものを取り入れるのもおすすめです。週に1度はパックなどを取り入れたスペシャルケアをして、肌を健やかに保てるようなケアに取り組みましょう。
今すぐほうれい線を消したい!そんなときは美容整形
ほうれい線の原因であるたるみがエクササイズや保湿などではどうしても改善されない場合や、ほうれい線を即消したい!というときには、即効性のある美容整形を利用するという奥の手があります。
ヒアルロン酸注射、ボトックス注射
注射によるメリットは何より施術時間が短いことと切らないということです。痛みがあるのは避けたい、という方におすすめです。
ヒアルロン酸は肌に張りを与えます。ボトックスとはボツリヌス菌の毒素を弱めたもので筋肉の動きを抑制する効果があります。
表情筋が衰えるのを遅らせることにとても効果的です。
ほうれい線の原因でる表情筋の衰えやたるみを防いで素敵に若々しく!
肌のたるみを放置して油断をしていると、ほうれい線が深く入ってしまい、実年齢より確実に老けて見られてしまう恐れがあります。
エクササイズやスキンケアなどを取り入れ、できることからケアをしていき、若々しい肌を保つようにしましょう!