誰もが思春期を迎えたころに経験のあるニキビのお悩み。
10代だけの特別な悩みではなく、20代30代の人でもさまざまな要因でできてしまうことがあるのはご存知でしょうか。
なぜ大人になってもニキビができてしまうのか?その発生原因を再確認し、正しい対処法をマスターして、ニキビのお悩みともキレイさっぱりお別れしちゃいましょう!
ニキビの原因は毛穴の詰まり
ニキビの原因はアクネ菌の増殖!だから徹底的に洗い落とさなくちゃ!と強い洗浄力を持った洗顔料を使うのは、ちょっと前の考え方です。
アクネ菌の栄養になる「毛穴の詰まり」こそが、ニキビの原因なんです!
そもそもアクネ菌はお肌を弱酸性に保ち、病原菌の繁殖を防いでくれる働きを持つ常在菌です。
悪玉と善玉があり、悪玉の数が善玉を超えると健康なお肌が維持できなくなります。そんな毛穴の詰まりを引き起こす主な要因を見ていきましょう。
間違った洗顔方法
正しいニキビ対策ができていない人に多いのが、洗いすぎによる毛穴の詰まりです。
えっ!?洗ってるのにナゼ毛穴が詰まるの?と矛盾を感じる部分ですが、人のカラダは免疫機能があり、洗顔によってお肌に必要な皮脂まで洗い流してしまうと保湿不足によって乾燥しやすくなります。
その乾燥を防ぐために過剰な皮脂が分泌され、それによって毛穴が詰まりやすくなるという仕組みです。
また、化粧品の洗い残しやゴシゴシと肌に強い刺激を与える洗顔も、ニキビを作ってしまう要因となります。
ホルモンバランスの乱れ
思春期を迎えると女性は丸みを帯びた体へ、男性は声が低くなるなど成長ホルモンが分泌されます。
その際、ホルモンバランスが乱れて皮脂が過剰に分泌され、ニキビができやすい肌環境になります。
さらに、ストレスや短い睡眠時間など生活習慣の乱れは肌荒れしやすい状態を招きます。バリア機能の低下した状態では、治りも悪く、よりストレスに感じるという悪循環に陥ってしまいます。
毛穴の詰まりは肌のくすみやターンオーバーの乱れの原因にもなるため、こうした悪循環をいち早く断ち切ることが重要です。
どんな洗顔をすればニキビに効くの?
肌についた汗やホコリ・皮脂などの汚れを落とすことが大切です。
毛穴の奥の汚れから過酸化脂質に発展すると、くすみ・シミ・たるみ・シワなどのお肌トラブルを作る原因になります。そのため、毛穴の奥の汚れや詰まり、古い角質を除去することが必要です。
ただし、汚れを落とすためにお肌をゴシゴシと強く擦るのはNG。過度の刺激を与える洗顔は避けなければなりません。また、洗顔の回数を日に1~2度くらいにとどめることも大切です。
朝洗顔のポイント
ニキビを悪化させず改善させるためには、朝洗顔で押さえておきたいポイントがあります。
それはその時の肌状態に合わせたケアを行うことと、一日過ごした夜の洗顔時ほど汚れていないことを考慮したケアが必要です。
寝てる間でも代謝は進み汗もかけば皮脂もでます。そのため水洗顔だけで充分な場合とそうでない場合があり、洗顔料を使うかどうかは肌の状態や肌質を見て決める必要があります。
洗顔料を使わない or 少量使い
朝に行う洗顔や、日中外出せず家の中でそれほど動くこともなく過ごした場合には少量の洗顔料、もしくは水洗顔だけで充分になる場合があります。
皮脂や保護膜の取りすぎ防止になり、皮膚の薄い乾燥しやすい箇所は少量の洗顔料でも良いと言えます。
また体質(オイリー肌など)によっては洗顔料を使用してもOKです。その時その時の肌状態に見合ったケアを見極めるようにしましょう。
夜洗顔のポイント
日中溜まった汚れを洗い流し、お肌のターンオーバーが正常に行われるようにすることが夜の洗顔の目的です。
夜は毛穴の奥の汚れや皮脂をしっかり洗い流しておかないと、酸化してくすみやシミ・シワなどのお肌トラブルを招く元になるため、洗顔料を正しく使うことが大切になります。
夜の肌の状態は朝と違い、メイクや皮脂・汗・ホコリなどお肌の健康状態を阻害する汚れでいっぱいです。順序だててケアしましょう。
クレンジングでしっかりメイクを落とす
クレンジングは、メイクによる脂汚れや毛穴に詰まった角栓、黒ずみなどを落とすものです。そのためメイクを落としきることが重要です。
メイクも落とさず眠るのはお肌にとって一番やってはイケナイこと。
毛穴を詰まらせない、詰まらせた状態にしておくと様々なお肌トラブルを招いてしまうため、そのポイントに注目してご自分に適したものを見つけていくことが大切です。
洗顔料はよく泡立てて使う
洗顔料を使うときに最も大切なことが「よく泡立てて使う」ことです。
泡立てが不十分だと肌の汚れが残ってしまいがち、またすすぎ不足にもなりやすく、洗っているはずが余計なものをこびりつかせてしまったなんてことになりかねません。
毛穴を詰まらせない、毛穴の奥の汚れを落とすためにもキメ細かい泡を立てて肌を刺激しないように汚れを落としていきましょう。
ニキビ肌にオススメのクレンジング料
メイクをすれば必ず使うことになるクレンジング。
ニキビ肌の人にとって刺激の強いものはニキビをケアするどころか悪化させる原因になるため慎重に選びたいところです。
そのため、「メイクをしっかり落とす」ことと「摩擦やアルコール分などで刺激しない」ことが重要です。
こすらず浮かせて落とすクレンジングでいて、しっかりお肌の潤いを守り、毛穴の角栓にも効く、そんなオススメのクレンジグ料を3つご紹介します。
ファンケル/マイルドクレンジングオイル
こすらずにメイク落としが出来て、お肌の潤いを保ち、黒ずみ角栓にも効果が期待できる!
ニキビ肌の方が求める効果に狙いを定めて日々のケアをサポートするために作られたお肌に負担をかけないストレスフリーのクレンジングオイルです。
2015年のベストコスメを受賞した、人気・実績ともに高い支持を得ている商品です。
コスメデコルテ/AQミリオリティリペア クレンジングクリーム
保湿と柔軟性に特化した成分を贅沢に配合し、ストレスやお手入れ不足が続いたお肌を劇的に蘇らせてくれます。
洗い上がりからダブルペプチド(保湿)とエモリエント効果が持続するため、しっとりモチモチのお肌が翌日まで続きます。
コストに見合った効果にどなた様にも自信を持ってオススメできる商品です。
ドクターシーラボ/VC100 ホットピールクレンジングゲル
ビタミンC誘導体(APPS)を配合した温感タイプのメイク落としゲルです。
ウォータープルーフのメイクやバッチリ決めたメイクの時も、マッサージするように肌になじませることでツルッと落としてくれます。
お肌も気分もリフレッシュできる柑橘系の爽やかな香りです。
ニキビ肌にオススメの洗顔料
ニキビ肌の方が使う洗顔料に求められる条件は大きくわけて3つあります。
- 洗浄作用が強すぎないこと
- 合成成分を配合しない低刺激タイプであること
- お肌のうるおいバランスを乱さないこと
思春期ニキビ・大人ニキビ、いずれの場合にも大切なのは、ニキビの原因となりうる毛穴の奥の古い角質や老廃物をしっかりと落とすことです。
だからこそ、洗顔料は頼りになるスグレモノを選びたいですよね。くすみや黒ずみを改善し、お肌を明るくする効果が期待できる洗顔料の中でもバランスのとれたオススメ4つをご紹介します!
水橋保寿堂製薬/いつかの石けん
泡パックをお肌の気になる所にのせるだけ!
天然成分プロテアーゼ(タンパク質分解酵素)の働きで、落としにくかった毛穴の奥のニキビやターンオーバーの乱れを生む原因となる老廃物をしっかり洗い流してくれる。
合成成分非配合のお肌に優しい低刺激タイプの洗顔料です。首まわりやデコルテの角質粒にも使えます。
オルビス/薬用 クリアウォッシュ
7種類の天然和漢成分を配合し、刺激に弱くなったお肌にも安心して使える100%オイルカットされた洗顔フォームです。
アミノ酸系洗浄成分配合で、肌をいたわりながら優しくすっきり洗い上げる。脂性肌やオイリー肌、ニキビ肌でお悩みの方にも安心して使用できます。
肌質や年齢を選ばずに使用できるロングセラーのニキビ専用の洗顔料です。
suisai/ビューティクリアパウダー
2つの酵素とアミノ酸系洗浄成分を配合し、お肌に必要な皮脂や水分は保ちつつ、毛穴の奥の汚れや要らない角質へしっかりアプローチ。
ツルツルとした毛穴を目立たなくすることが期待できる薬用洗顔パウダーです。
酵素の働きによって肌をこすらなくても古くなった角質や汚れを落としてくれる、お肌に優しい酵素洗顔料です。
ロゼット/ロゼット 洗顔パスタ 荒性肌
肌のくすみや肌荒れ、ニキビの原因となる古い角質、メイクの洗い残りや汗・ホコリから老廃物までしっかりとり除きます。
毛穴の奥から汚れを落とすことで、お肌のターンオーバーを正常に導いてくれる効果が期待できます。
長年愛されるだけあって、黒ずみやくすみでお悩みのお肌に見違えるような明るさを取り戻します。
ニキビケアに効果的な洗顔方法 まとめ
ニキビケアには様々なタイプの製品があることがお分かりいただけたと思いますが、肌タイプや年齢、季節によって最適なものが変わってくることも意識して、ストレスのかかる悪循環を断ち切りましょう!
洗顔のつぼをしっかり押さえた正しいニキビケアで、つるつるの素肌を手に入れてくださいね。