頬骨が出ていたり顔が大きいことがコンプレックスな方にとって小顔は憧れの的。
これらは先天性のものと諦めてしまいがちな所を救ってくれるのが、美容大国韓国の民間療法だったコルギ(骨気)です!
顔に行えば小顔矯正、脚に行えば痩身・セルライト除去など、かなりの美容効果に今では国内いたるところで施術を受けられるようになっている美容健康法です。
骨と筋肉の間の老廃物を流して引き締め効果を得られるコルギのやり方や仕組みをご紹介します。
コルギ(骨気)って?
コルギ(骨気)とは、通常のマッサージと違い、骨を押すことで圧力を加えて骨自体を動かし、皮膚と骨の間にある血管やリンパ管を刺激して老廃物を押し出し、血流をアップさせることで小顔の矯正や、顔面非対称矯正、美脚効果が得られる韓国式マッサージです。
コルギには即効性があり(1回の施術でも効果テキメン!)、しかも効果の持続性も高いということで人気が急上昇。国内の多くのサロンでも施術が受けられるようになるなど、急速な広がりを見せています。
コルギは他のマッサージと違い、主に手の骨を使って行います。小顔矯正の場合なら、頬骨に圧をかけて出っ張りを治します。
また、脚なら足の甲から足首、ふくらはぎ、太ももまで同様に骨に圧をかけていき、より細くてスラッとした足にしていきます。むくみも解消できるので美脚効果が得られ、こちらも小顔矯正同様に人気となっています。
諦めてた頬骨…コルギで本当に引っ込むの?
顔のゆがみを取るため、頭蓋骨に直接働きかける小顔矯正コルギ。
頭蓋骨は小さな骨のかけらが複数集まってできており、その骨と骨の間には老廃物がたまりやすく、むくみや腫れぼったいまぶたなど色んなところに膨張した症状が見られます。
その老廃物を骨に圧力をかけることで動かして解消するため、慣れない内は痛みを伴うことに驚かれる方も多い手技ですが、小顔になるだけでなく、代謝アップによるシワやたるみの解消にも繋がります。
頬骨が出てしまう原因
頬骨の出っぱりは骨格遺伝による先天的なものだけはありません。日々の習慣など後天的要因にも気をつけましょう。
頬杖
両手で頬杖をつくのはアニメのヒロインくらいのもので、普通は片手で頬杖をつくため、頭の重さ分の圧力が片側に寄ることで頭蓋骨が歪み、頬骨がでる原因となります。
噛みしめ癖
ストレスのかかる中にいると、無意識で奥歯をギュッと噛みしめる癖をお持ちの方がいますが、顔の一部の筋肉が固く収縮する(筋肉を動かさない)ことで筋肉に引っ張られるようにして頬骨がでる原因となります。
また、頬骨は丸みのある大きな骨でできており、老廃物がたまりやすいため頬骨が出てるように見えることもあります。
コルギが頬骨に効く理由
頬骨は周辺のさまざまな骨と結合しており、それら骨と骨のすき間に老廃物がたまりやすい構造をしています。
老廃物が溜まると頬骨が出っ張ったりむくんだりするので悪い目立ち方をしてしまいがち。正しく老廃物を流してあげれば劇的な変化が見られます。
頬骨の出っ張りは、コルギによって血管マッサージ効果が得られ、もともと体内の老廃物を流す役割をするリンパの滞りも改善させることができるため、小顔効果やむくみ取り効果がその場で現れるほど目に見えて結果が得られるようになります。
頬杖をつかない、左右バランスよく咀嚼するなどの姿勢に気を付けることでコルギの効果も持続しやすくなると考えられています。
セルフ骨気の方法
コルギはセルフで行う場合と、サロンに行ってプロに施術してもらう方法がありますが、より手軽に実践するならセルフで行うに限ります!
ただし、やみくもに行っても痛いだけで効果が出ないばかりか、肌がこすれて荒れてしまった、など望む結果になりにくいこともあり、実践する前には正しいやり方や注意点を抑えておく必要があります。
正しく行えばコルギは体にとって良いこと尽くめなので、変化を楽しみながら行いましょう!
コルギを始める前に準備しておくこと
ケガをしないためにも事前の爪切りやアクセサリー、時計、指輪などは外しておきましょう。
また、まつげエクステやコンタクトレンズをつけたまま行うと、目を傷める原因になりますのでこちらも外しておくことをオススメします。
手や顔の余計なものを外し終えたら、次はお肌の準備です。
マッサージクリームやオイルの塗布により、皮膚のすべりを良くしておくことでデリケートなお肌を摩擦から守りましょう。コルギの最中にクリームが足りないなと感じたら適度に足して行うことをオススメします。
食後直ぐに行うと消化に悪いので避けましょう。コルギは自分の体のための行為です。ケガやトラブルは回避して楽しみましょう!
自分でコルギ行うときのコツ・ポイント
セルフコルギは主に、手の平と手首までの間の手根骨(しゅこんこつ)と親指以外の第二間接から第三間接までの骨を使います。
マッサージと異なりツボを押すのではなく、骨を意識して圧力をかけます。コツは「揉む」のではなく「骨を押す」イメージ。
力かげんは気持ちよいくらいの強さが最適とされていますが、部位によっては同じ加減でも痛みが異なるため、違いを知っておくことも大切です。
特に目の周りのアイホールなどは皮膚も薄いため、慣れないうちは力加減を弱めても良いでしょう。
正しい効果を得るためには左右対称に行う必要があります。力加減のバランスが悪いとゆがみの原因ともなるので意識して行うのがポイントです。
コルギの注意点
セルフコルギはどれだけ安全に実施できるか?が効果的な結果を生むためにも重要になります。
例えば、歯のインプラント治療や歯列矯正を施術されている人の場合、並びが悪くなってしまったりバランスが乱れる原因となるため、現在施術中の方はコルギに向いていません。
妊娠中や、もしくはその可能性がある方もオススメできません。妊婦さんはホルモンバランスが乱れた状態になりやすく、腰痛や肩こりなど日々体に痛みがでたりすることが多いのがその理由です。
骨粗しょう症の方は骨折を誘発しやすいためセルフでもサロンでも向いていません。治療をしてから行いましょう。
いざ実践!動画で学ぶ頬骨を引っ込めるセルフコルギのやり方
簡単なコルギから本格的な実践方法まで、動画で分かりやすいセルフコルギをご紹介します。
筋肉をほぐしてマッサージするだけでもリフレッシュ効果が得られるため、正しいやり方を学んでスッキリ小顔を手に入れましょう!
小顔になる!!自分で出来る簡単コルギ
使うのは左右の手根骨だけ。たったの10秒で出来るカンタン小顔矯正コルギです。
両手の平の手根骨を頬骨の一番出っ張っている外側部分に合わせ、包み込むように頬骨を内側に押し込んでいきます。
その時痛気持ちいい程度の力加減で行い、内側に向かって頬骨が縮んでいくことを感じながら力を加えていきます。そこで10秒キープ。いつでもどこでも簡単に実践できるおすすめコルギです。
頬骨を引っ込める方法 中目黒整体レメディオ
頬骨を引っ込めるために筋肉を緩めるマッサージから小顔矯正のコルギまでのやり方をご紹介。
まぶしい時に目を細めると動く頬筋のすぐ上の筋肉から、こめかみ下までの筋肉をひとさし指と中指のお腹の部分で円を描くようにマッサージしていきます。
そして手根骨の親指側のつけ根部分を頬骨の最も出っ張ったところに当て、グーッとはさみ込むように力を加えていきます。
頬骨を引っ込める3つの方法
小顔矯正に必要な筋肉のほぐし方を3つのタイプ別にご紹介。
①エラと頬骨が出っ張っているタイプ
手の平で頬を包み込むようにして顔をほぐします。
②片方の頬骨だけ出っ張っているタイプ
顎を両手で挟んで10回口の開け閉めを行います。
③頬骨だけ出っ張っているタイプ
口角に左右の人差し指を当てて唇をすぼめる「ウ」と口を左右に広げる「イ」を交互に繰り返して口周りの筋肉を鍛えます。
毎日コツコツ続けることでコルギの効果を持続しましょう。
頬骨の幅を縮めるマッサージ編 | 整体級マッサージ&小顔メイク
頬骨を内側に縮めていくためのセルフコルギの紹介です。
手根骨を頬骨にあてがう前に、頬骨の肉を後にひっぱってから行うのがコツです。直接骨に手根骨をあてがうことで最大限効果を発揮させるために行います。
頬骨は一番出っ張りのある外側の少し斜め前の下から、頬杖をつくように肘を固定し、顎と目線は肘をついた反対側へゆっくり顔を返していくと頬骨が内側に入っていきます。
肘をつくことで安定した力が込められます。
コルギで頬骨すっきり
コルギは骨を押すことで小顔矯正を実現する方法ですが、左右対称に力を入れる、クリームやオイルを使って皮膚のトラブルを避けるなどポイントを抑えることも大切です。
また、より効果を持続させるためにも日々姿勢が崩れてしまわないよう心がけることも意識していきましょう。