マスクは風邪などの感染症を防ぐ目的や、のどの乾燥を防ぐため、また掃除などの際にほこりから守るためなど、さまざまな目的で使われます。
ところで体を守るために使うマスクが、肌荒れの原因となってしまっている可能性があることをご存知でしたか?
あなたがマスクを付ける習慣があり、肌荒れで悩んでいるのなら、もしかしたらその肌荒れはマスクが原因かもしれません。そこで今回はマスクによる肌荒れを防ぐ4つの方法を紹介します。
マスクが肌の刺激になり肌が荒れる
敏感肌の人もそうでない人も、マスクをつけると顔周りがヒリヒリ、カサカサしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
これはマスクや紐の部分による摩擦が原因で、肌とマスクがこすれることで、肌に刺激を与えてしまっているのです。
顔のサイズとマスクのサイズが合っていなかったりマスクの素材そのものが肌に合っていない場合、このような肌荒れが起きることはしばしばあります。
さらに、マスク内が蒸れることで雑菌が増え、肌荒れを悪化させてしまうのです。
肌荒れを悪化させない4つのポイント
それでは、どうしたらマスクによる肌荒れを引き起こさずに済むのでしょうか。マスクによる肌荒れの解決策を4つ紹介します。
不織布マスクは素材選びから
まずは素材です。一言で不織布といっても、さまざまな素材でできています。その中でも肌にあたる部分は綿素材でできているものを選ぶと、肌荒れを引き起こしにくいといわれています。
もし身の回りにそういったマスクが見当たらないのなら1枚ガーゼを挟むのも効果的なので、ガーゼを1つ用意しておくのも良いかもしれません。
また選んだマスクは大きすぎても小さすぎてもいけません。顔のサイズに合い、しっかりとホールドしてくれるものを選ぶことで、肌荒れのリスクを減らします。
毎日清潔なものを使用
使い捨てマスクはもちろん、ガーゼタイプのマスクも毎日取り換えます。清潔なものを使うことは、肌荒れを防ぐ基本といってもいいでしょう。汚れが気になるときは、1日に何度か取り換えるのもおすすめです。
マスク接触部の保湿を意識
乾燥が進むと、マスクと肌の接触している部分の摩擦も大きくなります。
空調などで肌の乾燥が気になるときは、マスクをつける前にメイクの上からもできる保湿クリームなどを塗っておきましょう。夜のスキンケアも丁寧に行います。
マスク内の蒸れを防ぐため長時間着けない
マスク内が蒸れることも肌荒れの原因のひとつです。
1日中つけっぱなしにするのではなく、マスクを外す時間も確保し、口元の部分に湿気がこもらないようにケアをすることも大切です。
肌荒れを防ぐにはマスク選びが重要になる!
「マスクをすると肌荒れが起こる」という人は、もう一度マスク選びから始めてみましょう。
使い捨てマスクが合わない場合は、ガーゼタイプに切り替えるのもおすすめです。自分に合ったマスクを使うことで、マスクによる肌荒れを防ぎましょう。