ダイエットの基本ともいえる腹八分目ですが、なかなか八分目では食事を切り上げられないという方も多いです。
ただ腹八分目を越えて食べると、消化器官への負担が増してしまうため消化不良を起こしてしまったり、肥満や肌荒れの原因になってしまうこともあります。
今回はダイエットを成功させる「腹八分目で食事を切り上げる方法」について紹介します。
なぜ私たちは食べ過ぎてしまうの?
控えようと思っていても、気づいたらつい食べ過ぎてしまっていることって多いですよね。
なぜ腹八分目で留めることが難しいのでしょうか。その理由のひとつが早食いです。
早食いは男性に多いイメージがあるかもしれませんが、女性でもパスタやラーメンなどを食べる際は注意が必要です。これらの麺類はノドの通りが良いため、あまり噛まずに食べられることで食事時間も短くなる傾向に。すると食事の途中で満腹感を覚えず、食べ過ぎたくらいになってようやく満腹中枢が刺激されて「食べ過ぎた」と分かるのです。
また、飲み会などで料理が小出しにされると、見た目の量の少なさから視覚による満腹感が得にくいです。その結果、1度に出されたら食べきれない量でも小出しにされることでペロリと食べてしまうのです。
腹八分目ダイエットのコツ① よく噛んでゆっくり食べる
まずは、食事をよく噛んでゆっくり食べるようにしましょう。
すると、食べた量よりも満足感を得られるため腹八分目で食事を切り上げやすくなります。なるべく1口につき30回ほど噛むよう心がけ、ゆっくりと食べることをオススメします。
しっかり咀嚼することで消化器官の負担も軽減されますし、顎や顔の筋肉を使うため代謝が上がり小顔効果なども期待できます。
どうしても早く食べてしまうという人は、こんにゃくやキャベツなどの低カロリーで歯ごたえのある食材を積極的に取り入れ、咀嚼回数を増やしていくのも良い方法です。
腹八分目ダイエットのコツ② 1日3食を心がける
時間がないと、つい朝ごはんや昼食を抜いてしまうという方も多いです。
欠食は一見ダイエットに効果的なようにみえますが、その分次の1食の量が非常に多くなる傾向があります。
さらに、空腹感が長く続くと次の食事でドカ食いをしてしまったり、苦しくなるほど食べてしまう原因になることも。1食が少量でもきちんと3食食べるよう心がけて、食べ過ぎを予防していきましょう。
腹八分目ダイエットのコツ③ 食事前に水や炭酸水を飲む
食事前に水や炭酸水を飲むのも、食べ過ぎ防止やダイエット効果を得やすくする方法のひとつ。
食事前に水分を摂ることで食べる量が抑制できますし、食前の水分摂取は食事のカロリーを減らすという研究結果も報告されています。
逆に食事中には水をあまり飲まないようにするのがベター。食事中に水分をたくさん飲むと、消化に必要な胃酸が薄まり消化器官への負担が大きくなってしまいます。
なるべく食事の5〜10分ほど前に、コップ1杯の量を目安に飲んでみましょう。
腹八分目ダイエットのコツ④ 余分な食べ物を置いておかない
腹八分目を守ろうと思っても、目の前に食べ物があるとつい食べてしまうことも。
そのような場合には作る量を減らしたり、買い物自体を少なめにしてみるのもひとつの手です。
さらに、自分の食べる量を決めて皿に取ったら、それ以上は食べないよう他の食べ物を片付けてしまうのも良い方法。食事を皿に取る際にもなるべく小さな器に盛ると、量が多く見えるため視覚的な満足感を得やすく食べる量を減らす効果が期待できますよ。
腹八分目であなたもスマートボディに
日々欠かせない食事だからこそ、少しの工夫が大きな成果に結びつきやすくなります。
ストレスとならないよう満足感を得ながらの腹八分目ダイエットを行ってくださいね。