女性にとってダイエットは永遠のテーマです。
とにかく減量したいという人やメリハリボディを手に入れたい人、または部分的に痩せたい人など要望は人によってさまざまです。
ただダイエットを進めていくと、「体重は減ったのに部分的に痩せにくいところがある」と感じたことはありませんか?
実は体には痩せていく部位に順番があるのです。痩せやすい部位など順番を知り、ダイエットに活かしていきましょう!
肝臓から遠い部位から痩せていく
お腹や顔をすっきりさせたいのになかなか効果を実感できない、そう感じている人も多いでしょう。
というのも、体全体を動かして減量を目指すようなダイエットをしている場合、肝臓から遠い部位から細くなっていくといわれています。痩せやすい順番が以下となります。
- 手首・足首
- ひじ下・ふくらはぎ
- 二の腕から肩にかけて
- 太もも
- バスト
- 顔
- お腹
- お尻
これを見ると、顔やお腹はダイエットがかなり進んでからでないと細くならないということがわかります。
また、顔は頭部に近いため、大事な部分を守るために脂肪が落ちにくいといわれています。
皮下脂肪が多い部分は痩せにくい!
お腹は内臓を守っているため、皮下脂肪がつきやすい部位です。
ただ、なかには「ダイエットをしたらお腹から痩せた!」という人もいます。それは皮下脂肪ではなく内臓脂肪の減少による結果だと考えられます。というのも、脂肪には減っていく順番があり「皮下脂肪」よりも先に「内臓脂肪」が燃焼します。
そのため皮下脂肪の多いお腹やお尻、太ももなどは痩せにくいというわけです。
筋肉を鍛えることで部分痩せも可能
痩せていく順番があるということは、「お腹やお尻をスリムにさせたいならダイエットを頑張らないといけないのね……」とがっかりした人もいることでしょう。
けれど、痩せたい部位の筋肉を鍛えてあげれば、部分痩せも不可能ではありません。
顔
表情筋を鍛えてあげることで、フェイスラインをすっきりさせることができます。
やり方は簡単で、舌で歯茎の前側を1周ぐるりと舐めるだけ。上側を舐めたら下側へと移って円を描くように1周しましょう。25回やったら反対側回りでまた25回。
1日2セットを目安に行ってみてください。
お腹
インナーマッスルを鍛えるトレーニングをすることで、効率的に皮下脂肪も減らすことができます。
腹筋や背筋などを行うのも良いですが、仰向けで寝ながら行う方法もあります。
腹部インナーマッスルの鍛え方
- 仰向けの状態になり、膝を90度に折り曲げます。足はくっつけずに、骨盤の幅程度に広げてください。
- 息を吸い込んだら、お腹が平らになるくらいまで吐き切ります。
- その状態で30秒呼吸しましょう。
- 10セットを目安に行ってください。
足
太ももは体の中でもっとも大きな筋肉です。
太ももの筋肉を鍛えることで、足痩せだけでなく体全体の脂肪燃焼効率もアップさせることができます。
難しい方法ではありません。姿勢を正して足を閉じて10分座るだけ。慣れてきたらノートや本を挟んで負荷をかけていきましょう。
リンパマッサージも取り入れよう
リンパが滞っていると、むくみが発生しやすく太って見えることも。
耳の下、鎖骨、脇の下、鼠蹊部、ひざの裏などをマッサージして、むくみのないすっきりボディを作りましょう。
痩せる順番を意識しながら痩せたい部位に合ったダイエットを
ダイエットする時は、やみくもに食事制限をしたりスポーツをしたりするのではなく、部位に合った方法をとることが大切です。
これらを参考にして、ぜひ効率的なダイエットを行ってくださいね。