黒クマとは、目の下のたるみとシワができた箇所が影になってできた黒く見えるクマで、別名「影クマ」とも言われています。たるみなので、上を向くと目立たなくなる特徴もあります。
黒クマは健康状態や色素沈着ではなく肌の凹凸によってできたものなので、他のクマに比べると化粧だけでカバーすることが難しいクマです。
目の周りや目の下にクマが出来ると、見た目のイメージが大きく損なわれて実際の年齢よりも老けて見られることになります。中でも黒いクマはたるみによってできるクマのため、特に見栄えが劣ってしまいます。一度できたら改善も難しいタイプのクマなので、徹底して予防を心がけたいものです。
原因は老化現象!?黒いクマが出たら要注意!
黒いクマの原因は、目の下のたるみです。目の下の皮膚がたるむことで、たるみの下に影ができ、影の暗さが黒い色のクマとして見えます。
目の周りには目の脂肪である眼窩脂肪(がんかしぼう)があります。老化により眼球を支える筋肉が衰え眼球の位置が下がると、その重さで眼窩脂肪(がんかしぼう)が前方に押し出され、目の下にたるみができます。そういうわけで、黒クマは老化と共に生じやすくなると言えます。
このクマは影によってできているものなので、上を向いて光を当てることで薄く見えるのが特徴です。一般的には、皮膚自体が黒くなってしまっているわけではありません。
黒クマは目の周りの筋肉の老化からくる「たるみ」で生じるケースが多いですが、生まれつきの顔の造りによって生じるケースもあります。例えば、生まれつき目の下の涙袋が大きい人などは涙袋の下の凹みが影を作り、黒クマとなる場合もあります。
また、生まれつき目の下に脂肪があまり無い人も、目の下の凹んでいる部分に影ができて黒クマとなります。